使用性
利用者がソフトウェアの使い方を理解し、目的の操作を適切に実行できるかという品質の観点。オンラインヘルプ、分かりやすい画面表示、操作方法の一貫性などによって改善できる。
イマシルちゃんの解説
機能がたくさんあっても、どこを押せばいいか分からなかったら困るよね。
初めて使う人でも迷わず進めたり、分からないときにすぐ説明を読めたりすると助かるんだ。
動くことだけじゃなく、使う人にとって分かりやすいことも、ソフトウェアの大切な品質だよ。
より深い解説
定義
使用性(usability)は、利用者がソフトウェアを理解し、使い方を習得し、必要な操作を行えるかという観点である。
品質モデルでは「使いやすさ」に関する特性を、ほかの品質特性と区別して扱う。
改善の具体例
| 改善策 | 期待できる効果 |
|---|---|
| オンラインヘルプの充実 | 操作を理解しやすくする |
| 分かりやすいラベル | 誤った操作を減らす |
| 一貫した画面配置 | 操作の学習負担を減らす |
| 確認メッセージ | 重大な操作ミスを防ぐ |
| キーボード操作への対応 | 多様な利用者が扱いやすくする |
ほかの品質特性との区別
| 品質の観点 | 主な問い |
|---|---|
| 使用性 | 利用者は迷わず、理解しながら操作できるか |
| 機能適合性 | 必要な機能を満たしているか |
| 互換性 | ほかのシステムと連携できるか |
| 信頼性 | 故障せず、安定して動作するか |
| 性能効率性 | 応答時間や資源の効率は適切か |
新しい機能を追加しても、必ず使用性が向上するとは限らない。機能が増えたことで操作が複雑になる場合もあるためである。
使用性を確かめる方法
- 実際の利用者に代表的な操作を行ってもらう。
- 操作の成功率、所要時間、つまずいた箇所を記録する。
- 問題のある画面や説明を改善する。
- 改善後に同じような条件で再評価する。
評価には、利用者の経験や利用環境を考慮する必要がある。操作に慣れた開発者が使いやすいと感じるだけでは、十分な根拠にはならない。