リバースブルートフォース攻撃

読み:りばーすぶるーとふぉーすこうげき / 英語表記:reverse brute force attack

パスワードを1つに固定し、利用者IDのほうを次々に変えてログインを試みる攻撃。1つのアカウントに対する失敗の回数が少ないため、アカウントロックをすり抜けやすい。

イマシルちゃんの解説

普通のブルートフォース攻撃は、1つのドアの鍵穴に、たくさんの鍵を試すやり方だったよね。
何度も失敗すると、警報が鳴ってドアがロックされちゃう。

リバースブルートフォース攻撃はその逆。
「123456」みたいなよくある1本の鍵を持って、たくさんのドアを1回ずつ試していくんだ。
1つのドアでは1回しか失敗しないから、警報が鳴らないんだよ!

より深い解説

定義

リバースブルートフォース攻撃(逆総当たり攻撃)は、よく使われるパスワード(「123456」「password」など)を固定し、利用者IDを順に変えながらログインを試みる攻撃である。通常のブルートフォース攻撃とは、固定するものと変えるものが逆になっている。

通常のブルートフォース攻撃との比較

ブルートフォース攻撃リバースブルートフォース攻撃
固定するもの利用者IDパスワード
変えて試すものパスワード利用者ID
1アカウントあたりの失敗回数多い少ない(1回程度)
アカウントロック効く効きにくい
狙う対象特定のアカウント弱いパスワードを使っている誰か

成立しやすい条件

利用者が多ければ、その中の誰かは、よくあるパスワードを使っている可能性が高い。攻撃者にとっては、特定の人ではなく、「入れるアカウントならどれでもよい」場合に有効である。

パスワードスプレー攻撃

リバースブルートフォース攻撃を、さらに検知されにくくしたものがパスワードスプレー攻撃である。少数のよくあるパスワードを、多数のアカウントに対して、ロックが発動しない程度の間隔を空けながら、少しずつ試す。企業のクラウドサービスのアカウントなどが狙われる。

対策

対策内容
弱いパスワードの禁止よく使われるパスワードや、流出したパスワードの設定を拒否する
多要素認証パスワードが当たっても、それだけではログインできないようにする
送信元単位の監視同じIPアドレスから、多数の異なるアカウントへのログインの失敗が続いたら、遮断する
推測しにくい利用者ID連番など、推測しやすい利用者IDを避ける

アカウント単位の失敗回数ではなく、送信元やサービス全体での失敗の傾向を見ることが、検知のポイントである。

実際の試験ではここに出る!

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