ESPトンネルモードの暗号化範囲
テクニカルエンジニア(ネットワーク) 平成20年度 秋期 午前 問26
ESPトンネルモードの暗号化範囲
図はIPsecのデータ形式を示している。ESPトンネルモードの電文中で,暗号化されているのはどの部分か。
先頭から順に、新IPヘッダ、ESPヘッダ、オリジナルIPヘッダ、TCPヘッダ、データ、ESPトレーラ、ESP認証データ。
ア ESPヘッダからESPトレーラまで
イ TCPヘッダからESP認証データまで
ウ オリジナルIPヘッダからESPトレーラまで
エ 新IPヘッダからESP認証データまで
図表を、内容・対応関係を保ったテキストに変換。原図は出典PDFを参照。
正解を表示
ウ
この問題に出てくる用語
- IPsec
- ネットワーク層(IP)で、通信の暗号化や認証を行うためのプロトコル群。暗号化と認証を行うESP、認証だけを行うAH、鍵を交換するIKEなどからなる。拠点間を結ぶVPNでよく使われる。
- ESP
- IPsecを構成するプロトコルの1つ。パケットの暗号化による機密性の確保と、改ざんの検出(完全性)、送信元の認証を行う。IPのプロトコル番号は50。
- トンネルモード
- IPsecの動作モードの1つ。元のIPパケットをヘッダーも含めて丸ごと保護し、新しいIPヘッダーを付けて送る。拠点間VPNで使われる。これに対し、元のIPヘッダーを残してデータ部だけを保護するのがトランスポートモードである。