MTTR

読み:えむてぃーてぃーあーる / 英語表記:Mean Time To Repair

システムが故障してから、修理して再び使えるようになるまでの時間の平均。平均修復時間ともいい、短いほど早く復旧できる(保守性が高い)ことを表す。

イマシルちゃんの解説

どんなシステムでも、いつかは壊れちゃうことがあるよね。
大事なのは、壊れたときにどれだけ早く直せるか!

それを数字にしたのがMTTRなんだ。
原因をすぐ見つけられる工夫や、すぐ交換できる部品の準備があると、MTTRは短くなるんだよ。

より深い解説

定義

MTTR(Mean Time To Repair:平均修復時間)は、故障が起きてから、修理が終わって再び稼働するまでの時間の平均である。システムの保守性(Serviceability / Maintainability)を表す指標で、短いほどよい。

MTTR = 修理時間の合計 ÷ 故障の回数

修理にかかる時間の内訳

修理の時間には、部品を交換する時間だけでなく、次のような時間がすべて含まれる。

  1. 故障に気づくまでの時間
  2. 原因の場所を突き止めるまでの時間
  3. 保守要員や部品が届くまでの時間
  4. 修理や交換の作業時間
  5. 正常に動くことを確かめる時間

このうち、特に時間がかかりやすいのは、原因を突き止めるまでの時間である。

MTTRを短くする(早く直す)方法

方法内容
エラーログ取得機能故障のときの状態や記録を残し、原因を素早く突き止められるようにする
監視と通知故障をすぐに検知し、担当者に知らせる
遠隔保守現地に行かなくても、遠隔から状態を確かめたり、設定を直したりできるようにする
予備品の準備交換部品を手元に置いておく
部品の交換のしやすさ稼働中に部品を交換できる(ホットスワップ)、ユニット単位で交換できる構造にする
手順書の整備と訓練復旧の手順を決め、担当者が慣れておく

「故障が起きた後に、早く原因を見つけて直す」工夫が、MTTRを短くする。故障そのものを減らす工夫(予防保全や誤り訂正など)は、MTBFを長くするものである。

稼働率との関係

稼働率 = MTBF ÷(MTBF + MTTR)

MTBFが同じでも、MTTRを短くすれば、システムが使える時間の割合(稼働率)は高くなる。

実際の試験ではここに出る!

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