ピアツーピア

読み:ぴあつーぴあ / 英語表記:Peer to Peer

ネットワークにつながったコンピュータどうしが、サーバとクライアントに分かれずに対等な立場で、直接データをやり取りする方式。特定のサーバに負荷が集中しないが、全体の管理や利用者の把握が難しい。

イマシルちゃんの解説

ふつうのWebサイトでは、みんなが1台の大きなサーバに「見せて!」ってお願いしに行くよね。

ピアツーピアでは、そういう親分がいないんだ。
みんなが、お願いする側にも、お願いされる側にもなって、
「このファイル持ってる?」「持ってるよ、あげる!」って、直接やり取りするんだよ。

より深い解説

定義

ピアツーピア(P2P)は、ネットワーク上の各ノード(ピア)が、サービスを受ける側(クライアント)と提供する側(サーバ)の両方の役割を持ち、対等に通信する方式である。

クライアントサーバ方式との比較

ピアツーピアクライアントサーバ
役割すべてのノードが対等サービスを提供するサーバと、利用するクライアントに分かれる
負荷多数のノードに分散するサーバに集中する
障害への強さ一部のノードが止まっても、全体は動き続けるサーバが止まると、全体が止まる
管理アカウントやセキュリティの管理が難しいサーバで一元的に管理できる
データの所在分散していて、どこにあるかが明確でないサーバにある
匿名性不特定多数が匿名で参加できる場合があり、隠蔽性が高い利用者を把握しやすい

データの探し方

方式内容
ハイブリッド型どのノードが何を持っているかを、索引サーバで管理する。データのやり取りはノードどうしで行う
ピュア型索引サーバを置かず、ノードどうしで問合せを伝えて探す
DHT(分散ハッシュテーブル)データのハッシュ値をもとに、どのノードが持つかを決めておき、効率よく探す

利用例

セキュリティ上の注意

ファイル共有ソフトを通じて、マルウェアに感染したり、機密情報が意図せず公開されたりする事故が起きている。企業では、業務と関係のないP2Pソフトの利用を禁止し、通信を監視・遮断することが多い。

実際の試験ではここに出る!

↑