ポリシング

読み:ぽりしんぐ / 英語表記:traffic policing

入力されたトラフィックが規定の最大速度を超えていないかを監視し、超えた分のパケットを破棄するか、優先度を下げるQoSの制御。

イマシルちゃんの解説

高速道路の料金所で、決められた台数より多い車が来たら、
「ここから先は通せません」って、帰ってもらう係の人がいたとするね。

ネットワークのポリシングは、それと同じなんだ。
決められた量を超えて入ってきたパケットは、待たせずに、その場で捨てちゃったり、「後回しでいい」ってしるしをつけたりするんだよ。

より深い解説

定義

ポリシングは、主に受信側(入口)の機器で、入ってくるトラフィックの速度を測り、契約や規定の速度を超えた分に、決められた処置を行う制御である。超えた分をためておかないため、遅延は増えないが、パケットの損失が起きる。

超えた分の処置

処置内容
破棄(drop)超えた分のパケットを捨てる
リマーク(remark)DSCPなどの優先度を下げて転送する。後で輻輳したときに先に捨てられる
転送(transmit)規定内の分はそのまま転送する

速度の測り方には、トークンバケットが使われる。規定の速度に応じて2段階や3段階に分け、それぞれ処置を変える方式(2レート3カラーマーカなど)もある。

シェーピングとの比較

ポリシングシェーピング
超えた分破棄、または優先度を下げるバッファにためて後で送る
遅延増えない増える
損失起きやすい起きにくい
主な場所入口(受信側)出口(送信側)

使われる場面

ポリシングで捨てられたTCPの通信は、再送と輻輳制御で送信の速度を落とす。損失が多いと、スループットが大きく下がる。

実際の試験ではここに出る!

この用語が出てくる記事

↑