UWB
非常に広い周波数帯域の電波を利用する無線通信技術。近距離のデータ通信に加え、電波の伝搬時間を利用した高精度な測距などにも使われる。
イマシルちゃんの解説
機器がどれくらい離れているかを、細かく知りたいときがあるよね。
電波が届くまでのほんのわずかな時間を測ると、距離を推定できるんだ。
電波の幅を広く使うと、時間の違いを細かく見分ける助けになるよ。
より深い解説
定義
UWB(Ultra-Wideband)は、非常に広い帯域幅の信号を使う無線技術である。規制や方式により定義は異なるが、占有帯域幅が500MHz以上、または中心周波数に対する一定以上の割合で広帯域となる信号が代表的である。
ここでいう「広い」とは周波数帯域のことであり、通信できる距離が必ず長いという意味ではない。
使われる場面
| 用途 | 仕組み・特徴 |
|---|---|
| 近距離通信 | 広い帯域でデータを伝送する |
| 測距 | 電波の伝搬時間などを利用して距離を推定する |
| 屋内測位 | 複数地点との距離を組み合わせる |
| デジタルキー | 対応機器との位置関係を確認する用途がある |
ほかの無線方式との比較
| 技術 | 区別する特徴 |
|---|---|
| UWB | 広帯域の通信や高精度測距 |
| Bluetooth Classic | 2.4GHz帯の機器間通信とピコネット |
| BLE | 低消費電力を重視した方式 |
| ZigBee | IEEE 802.15.4を利用するセンサネットワーク |
| DSRC | 道路設備と車両の通信 |
UWBを「すべての方式で常に高速」「常に数cmの精度」と考えるのは適切でない。実現できる通信速度や測距精度は、採用する方式や機器、使用環境によって異なる。