BLE

読み:びーえるいー / 英語表記:Bluetooth Low Energy

Bluetoothの規格のうち、消費電力を抑えることを重視した近距離無線通信の方式。ボタン電池で長く動く機器に向き、ウェアラブル機器やセンサ、位置を知らせるビーコンなどに使われる。

イマシルちゃんの解説

スマートウォッチや、なくし物を探すタグって、電池がすごく長持ちするよね。

それは、ふだんはほとんど寝ていて、ときどき目を覚まして、
ちょっとだけデータを送ったら、またすぐ寝ちゃうからなんだ。
そうやって、とっても少ない電気で、近くの機器とおしゃべりする無線の方式なんだよ。

より深い解説

定義

BLE(Bluetooth Low Energy)は、Bluetooth 4.0で追加された、低消費電力の無線通信の方式である。2.4GHz帯を使い、通信距離は数m〜数十m程度である。従来のBluetooth(Classic、BR/EDR)とは通信方式が異なり、互換性はない。

特徴

項目内容
周波数帯2.4GHz帯(ISMバンド)
通信速度1Mbit/s、2Mbit/s など(小さなデータの送受信向け)
消費電力非常に小さい。ボタン電池で数か月〜数年動く
通信の形1対1の接続、アドバタイズ(周囲への一斉通知)、メッシュ

アドバタイズとビーコン

BLEの機器は、接続しなくても、自分の情報を周りに一斉に知らせる(アドバタイズ)ことができる。これを使い、決まった識別子を定期的に送り続ける小さな発信機をビーコンという。スマートフォンは、受け取ったビーコンの電波の強さから、近くにいることを知る。店内の案内や、紛失防止タグなどに使われる。

IoTで使われる無線、プロトコルとの比較

名前分類内容
BLE近距離の無線通信低消費電力。スマートフォンとの連携に向く
Wi-SUN中距離のマルチホップ無線920MHz帯。スマートメーターなど
6LoWPANIPv6を省電力無線で運ぶための仕組みIPv6パケットを圧縮して、小さなフレームで運ぶ
MQTTアプリケーション層のプロトコルパブリッシュ/サブスクライブ型のメッセージ配信

BLE、Wi-SUN、6LoWPANは、データを運ぶ「下の層」の技術で、パブリッシュ/サブスクライブ型のモデルを採用しているのは、アプリケーション層のMQTTである。

実際の試験ではここに出る!

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